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避妊・去勢

オスは去勢をしていない場合、発情期のメスがいるとその匂いに反応して脱走したり、吠え続けたり、他のオスとケンカになることもあります。

精巣腫瘍や前立腺疾患のリスクも高まります。 メスは犬の場合、一回目の発情の前に避妊手術を行うと約99%の割合で乳腺腫瘍の発生を予防することができます。

猫の場合も90%以上の確率で予防することができます。

発情回数が多くなるにつれて避妊手術による乳腺腫瘍の予防効果は落ちていきますが、老齢期に起こりやすい子宮蓄膿症や子宮内膜炎といった子宮の病気を防ぐことはできます。

その為にも早期の避妊・去勢をお勧めします。

手術には、麻酔のリスクが必ず伴います。そのため、当院ではマルチモルダル鎮痛(鎮痛薬を複数組み合わて使用すること)を積極的に行い、麻酔による負担を軽減するよう努めています。