動物病院での歯の治療は、歯科衛生士が在籍する動物病院を！

人間よりも歯のケアが大切

動物は人間以上に歯のケアが必要です。人間の場合、歯を使うときは食事のみと限定されていますが動物は手や足が十分に使えないため歯を器用に使うことで生活をしています。歯がなければ生活が不自由になってしまいます。

特に飼われている動物は野生の動物に比べて食生活が人間寄りになってしまうため免疫が弱く歯の病気にかかりやすい傾向があります。歯の病気にかからないためにも常日頃から飼い主がケアを気にしてあげなければなりません。

予防歯科のおすすめ

歯の健康を保つためには人間同様に予防歯科がおすすめです。歯磨きや歯石除去を行うことで歯の状態を健康に保ちます。しかし人間とは異なり、動物は自ら率先して歯のケアをしてくれません。そのため、飼い主が率先して飼われている動物の歯のケアをする必要があります。

自宅だけではケアできない

自宅でできる歯のケアといえば食事後の歯磨きとドライフードによる歯石除去です。ドライフードは歯を健康に保つ役割があるので、いくらドライフードが苦手なペットでも与える必要があります。また定期的に歯磨きもしてあげるようにしましょう。

しかし、素人が歯磨きを行うとかえって歯を傷つけてしまうことがあります。また奥歯のあたりは噛まれてしまうリスクがあるので、どうしても歯石が残ってしまい不衛生です。自宅ではある程度ケアができますが、最大限のケアができるわけではないので、専門家の手を借りる必要があります。

動物病院に定期的に通う

自宅では行えない歯のケアは動物病院で行いましょう。動物病院で処置をしてもらえば歯の健康を保つだけでなく、どのような病気のリスクを抱えているのかを知ることができます。ペットの健康状態を理解できるので、健康を保つためにも定期的に動物病院に通うようにしましょう。

自宅でケアを行い動物病院でカバーできない歯の歯科治療を行えば健康な歯を長く保つことができるだけでなく、結果的に感染症や心臓病といった歯を失った後の病気を回避できるので、歯だけではなく、長生きにもつながります。

治療に差がある

予防歯科ができる動物病院でも知識の浅い歯科衛生士や獣医師しか在籍していない動物病院では、しっかりとした処置を行うことができず、歯周病や口内炎など歯や口周りの病気になってしまう可能性があります。

それだけではありません。場合によっては抜歯をする必要が発生します。人間のように抜歯は可能ですが、動物にとっては生活をする上で欠かせないものなので、なるべく抜歯をしない選択が望ましいです。そのため飼い主は自分のペットが健康な歯を維持するために適切な処置ができる動物病院を探す必要があります。

動物病院を選ぶポイント

間違った治療をされないためにもどのような点に意識をして動物病院を選ぶ必要があるのでしょうか。動物病院を選ぶポイントを紹介しましょう。

獣医師の経歴

動物病院を選ぶときは獣医師の経歴を確認しましょう。高い治療技術を持っている獣医師であれば、動物歯科学会に所属しているケースがあります。また腕のある獣医師になると学会での研究発表だけでなく、雑誌やメディアへの執筆を行っているのでそちらもチェックしましょう。歯に関する情報が薄ければ技術力がない動物病院の可能性もあるので避けましょう。

治療方針が紹介されているか

歯科治療に力を入れている動物病院ではどのような歯科治療を行っているかを紹介している病院が多いので、治療内容が分かる動物病院に訪れましょう。

症例や治療内容の説明が細かい動物病院は確かな技術があるだけでなく、どのような病気にかかったときに連れて行けばよいのか分かるので、治療を紹介している動物病院を選ぶようにしてください。

歯科衛生士が在籍しているか

最近では歯科治療に特化させるために歯科衛生士が在籍している動物病院も少なくありません。歯科衛生士が在籍している動物病院は予防歯科の治療スキルが高いので、歯科衛生士が在籍している動物病院かを確認しましょう。このようなポイントに注目して動物病院を選べば歯科治療で納得する病院に出会うことができます。

まとめ

「多摩獣医科病院」では、歯科治療に力を入れ、歯科衛生士の指導のもと歯科処置を行っています。歯石除去といった処置を提供しており、犬、猫、うさぎを飼っている方は予防歯科の治療を受けられます。ペットの歯の病気が気になる方は、多摩獣医科病院に一度訪れてください。皆さまのご来院をお待ちしております。